東海大学健康学部の授業で、お話する機会をいただきました。
これから進路を考え始める2年生が対象で、テーマは「生涯を通して働くを楽しむ」についてでした。Life Shift的なテーマですね。
生涯といっても、まだまだ道半ばの16年の社会人生活(途中、働いてない期間もあるし。。)、就職して働き、留学。
その後5年間自営業として働き、結婚、子育ての私生活を振り返り、この先を考えるとてもいい機会をいただきました。
紆余曲折、モチベーションカーブも激しく上下しながらの、時にがんばり前に進み、時に退きのマイペースな16年間。
今回自分自身の振り返りをして、改めて実感したのは次の3つでした。
- やりたいことに運命的に出会うというより、少しの好きや楽しいという思いを信じて長らく育て続けることの大切さ。そしてそれは心身の健康とも関連しているようです。
- 逆説的ですが、独立したことで、ほんとうは独立などしておらず、絶えず縁ある周りの仲間と家族に活かされていることを痛感していること。
- キャリアは多分、創作作品で絶え間なく試作と手直しを繰り返すことでしか納得できるものになっていかないのでは、ということ。
参考になったかどうか不明ですが、今の20歳前後の学生さんを意識しながら、働きはじめて16年を振り返るとても貴重な時間でした。古城准教授、どうも ありがとうございました!
PS
健康学部のコンセプトは、魅力的。ソーシャルウェルネス、メンタルヘルス、健康と栄養、健康と運動、ソリューションの5つの分野のシナジーが期待されてます。
研究棟にあった「予防は治療に勝る。」は、成熟国では特に時代のキーワードだと思います。