
新年あけましておめでとうございます。
pear LLC.の栗原です。
昨年は、合同会社設立から10年目という節目の一年でした。
フリーランス法人として10年続けてこられたことへの感謝をあらためて感じながら、ひとつひとつの仕事をじっくり進める一年でもありました。
製造業(車から重工業まで)やスポーツ領域を中心に、コンセプト立案や生成AIの活用に関するリサーチ、組織文化の可視化や商品開発に関わる調査など、インタビューやワークショップを通じて多くの専門家の方々の声に耳を傾け、アイデアの試作を重ねる日々でした。
いずれの仕事も、一人ではとても想像することができない刺激ある体験でした。お声かけくださったパートナーの方々や企業の皆さまのおかげです。あらためて大変感謝しています。
一方で、私個人のもう一つの取り組みとして博士課程での研究を進めています。私の研究テーマである感情体験(畏敬)と創造性は、この10年間、もともと多くの企業の皆さまとの対話のなかで生まれてきた課題意識でした。
組織では新たな取り組みを構想する段階では、常にクリエイティブであることが求められますが、実際にはアイデアの短期的な収益性や、上司やマネジメントからの評価を意識した思考が中心になることも少なくありません。
しかし、創造性の第一歩とは、そうした人の作り上げた意図の枠組みの外側に踏み外すことではないかと思っています。私は、そうしたきっかけの一つが畏敬体験ではないかと、フィールドの経験から感じています。そうした研究の知見を、いつの日か実業のプロセスのなかでも活かせる形にできないかと考えながら、研究と実務の双方に向き合っています。
研究と仕事は別物というより、方法や視点が重なり合っている部分が多く、その行き来自体が、いまの自分の活動の中心になりつつあります。
今年も、考えることと現場を往復しながら、多くの人々の声や想いに耳を傾け、その意味を丁寧に読み取る仕事を重ねていければと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
