デザインリサーチプロジェクト事例

【事例】2050年の化粧はどうなる?そのとき提供できる新たな美容事業を100のアイデア化

目的

世界各国から美容行動の変化の兆しを拾い集め、新たな事業アイデアと会社としてのビジョンを描き出す。

関わり

プロジェクト全体のスコープの策定段階から、デザインファームよりお声掛けいただき参画いたしました。クライアントメンバー、デザインファームメンバーとともに協働。

弊社の役割

  • トレンド、美容に関する基礎調査企画、実施
  • グローバルエスノグラフィックリサーチ、エキスパートインタビューの設計、実施、結果の分析:タイ、ケニア、東京、ニューヨークを対象国としリサーチを企画実施。弊社は主に各国のリサーチ設計、分析を主に行いフィールドワークについては、東京を担当。
  • ペルソナ、ユーザージャーニーマップ作成
  • ワークショップの設計支援、ファシリテーター担当
  • 100のアイデアやストーリーボード作成支援
  • レポート執筆

時期:2016年7〜10月

クライアント:大手化粧品メーカー、デザインファーム

工夫と成果

  • アイデア出しに活かしやすいリサーチ結果の統合:4カ国を調査対象とし、20個の未来の美容ライフスタイルにつながるキーインサイトを発見し5つのペルソナへと収束させました。描き出す未来が2050年前後と比較的遠いこともあり、人類の根本にある化粧ニーズに着眼し、その心理的欲求からペルソナを構築。
  • 多様性ある美の価値観を把握するため、LGBTの方々の美についてもインタビューを重ね、理解を深めました。また、信頼関係の構築のため、最小人数2名でのインタビュー実施を行いました。
  • 持ち物、服装など、語られない部分での観察と写真記録を行いリサーチ結果の分析の際、活用しました。
  • 理系のロジック重視のクライアントがデザイン思考を取り入れたアプローチに納得していただくため、プロセスの可視化、事業アイデアをプロジェクトの重点要素で指標で指数化することに努めました。

完了後の感想

協働したデザインファームと企画、設計分析など役割分担を地域に応じて行いました。チームメンバーとの連携を蜜に、なるべくフィールドワークの発見を可視化しながら統合したプロセスがよかったと感じています。

LGBTの方々にインタビューでは、暮らしの上での葛藤、LGBTという言葉を一括りにできないそれぞれの立場があり、細かな性のグラデーションがあることに座学や本では得られない学びがありました。